Honami36のブログ

パニック障害2児の母。今までの経験から少しずつ体の不調についてや子育てについて書いています

熱中症⁈気を失う⁈突然の不安が襲ったあの日【パニック障害発症からの体験談①】

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私のパニック障害発症からの体験をそのまま綴っています。読んでいて不安になりそうな方はスルーして下さいね😌

 

 2年前の暑い夏の日…。

 私は子どもの行事があり、子どもを助手席に乗せて運転していた。その日は初めて行く場所だった事もあってか運転することにあまり気が進まず、いつもより少し緊張していた。

 出発前に漢方薬を飲んだせいか、水分を摂っていたのに何度もトイレに寄った。ナビに従いながら車を走らせる。そんな時、同じように繰り返される山や川に囲まれた景色に不安を覚えた………。

 なぜか胸の鼓動が速くなる。♪だいじょうぶ〜…♪その時聞いていたCDの曲は今でも覚えている。『そう!私は大丈夫!しっかりしなきゃ』そう言い聞かせていた。

 でもそんな時だった…血の気が引き、頭の中が真っ白になった。『気を失うかもしれない…』そう思った私は退避場を見つけ何とか車を止めた。倒れるように車から降り、うずくまりながら震える手で旦那に電話した。でも到着まで30分以上かかる。『どうしよう…。』

 そう思っていた時、同じ場所に向かっていた知人が気づいて車を止め、救急車を呼んでくれた。子どもは知人と一緒にいた旦那さんが、目的地まで連れて行ってくれることになった。車の後部座席で横になって救急車を待った。

 そして、救急車が到着し、知人が付き添ってくれて病院へと向かった。こんなことになってしまって悲しい気持ちと、知人への感謝の気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいだった。救急車の中では寒くもないのに震えが止まらなかった。病院に着くと、知り合いの看護師さんがいて優しく声をかけてくれた。検査結果から診断は熱中症だろうと。旦那も到着し、その日は点滴をして自宅へと帰った。

 熱中症…そう思っていた私は、この後次々と身にふりかかるあらゆる出来事をまだ知る由もなかった。