Honami36のブログ

パニック障害2児の母。今までの経験から少しずつ体の不調についてや子育てについて書いています

発見!パニック障害や自律神経にも効くかも⁈ 磁気刺激療法体験編①

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 パニック障害を発症してから約1年を迎えようとしていた。家事はできるようになったものの、相変わらず予期不安は強く、車の運転も買い物も1人では行けず、付き添いがあっても無理な日もあり、フワフワした眩暈など体の不調も続いた。

 薬は副作用が怖い…そんな時、磁気刺激療法(TMS)というものを見つけた。うつの治療に使用されているものだけどパニック障害にも効果があるかもしれない。そして、副作用もほとんどないように書かれていた。

 家族に相談し、主治医の先生に紹介状を書いてもらい、磁気刺激療法ができる病院へ受診した。先生は穏やかな感じで私の話を聞いてくれて、凄く知識も豊富な印象を受けた。光トポグラフィーという検査を受けた。その結果、同年代の人と比べると血流が少し悪いため適応になるとのことだった。自律神経の不調にも効果があるかもしれないと、通院が難しかったため数日後に入院して磁気刺激療法をする事に決まった。

 それまでの私はというと、入院に対する心配からか、再び体調も悪くなった。私の場合胃腸にくるため、食欲低下や動悸、お腹の調子が悪かった。そして入院の日がやってきた。

 入院の時担当してくれた看護師さんがとても優しくて、すごく安心した。病室に入ると、個室だったが、広い部屋にベッドとTV、洗面所とトイレがあった。扉を開けるとカーテンがないので、すぐ病室の中が見える状態になっていて違和感があったけど、精神科病院だから仕方ないかなと思って過ごすことにした。その日は検査で1日終わった。

 そして、翌日PM1回目の磁気刺激療法。別室のリクライニングの椅子に座り、水泳帽のようなものを被り、先生が機械を当てる位置にマーキングした。右腕に電極がつけられた。その帽子を装着してそこに機械を当てるのだ。機械が頭に当てられた。重みを感じたがそれほど気にはならなかった。

 先生「ちょっとピリッとするよ」。パチッ。右手の指が勝手に動いた!それでしっかりした位置に当たっているか反応を見るようだった。先生「OK」。電極が外され、最初だからと刺激は弱めで開始した。

 約20分間、個室で治療を受けた。音が大きいので耳に良くないからと、ヘッドフォンをして音楽を聴いた。姿勢が悪かったのか、途中で動悸と血の気が引く感じがした。でも、なんとか20分を終えた。

 弱めだったこともあり、終わった後は特に調子が悪いとかもなかった。病院という環境に安心したのか、食事も昼からは8割程食べれた。