Honami36のブログ

パニック障害2児の母。今までの経験から少しずつ体の不調についてや子育てについて書いています

母乳育児の苦労から〜授乳時の痛みとの闘い〜

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 かれこれ10年以上前になるが、今回は私の産後の初めての授乳体験について触れてみようと思う。

 もともと神経質なわたしは、産後もわからないことだらけで不安でいっぱいだった。

 

 産後は病院では時間ごとに授乳室に行って、預かってくれている自分の子を連れて体重を測って授乳して部屋に戻るというスタイルで、看護師さんもいないことも多かった。くわえにくかったため、母乳をうまく飲ませることができず辛かった。それでも、特に指導してもらえるわけでもなく、本当にその時間が苦痛でしかなかった。出血することもあったけど、軟膏が処方されたくらいだった。産後はとにかく調子も悪く、食欲も出なかった。

 退院し、実家でしばらく過ごした。

 母乳やミルクをあげてもすぐ泣き出す我が子。授乳のたびに傷になってそれでも母乳をあげ続けなくてはならず、涙が出るくらい痛みが走った。何度もオムツを見たり、ミルクもどれだけあげたらいいかわからない…。どうして泣いているかわからない…とにかく辛かった。母と変わるがわる抱っこをして夜中を過ごしたこともあった。後で考えると、ミルクの量が足りなかったんじゃないかと思う。

 授乳に苦労し、寒さや睡眠不足からかもともとあった不整脈も頻発していた。

 旦那や旦那の親は母乳育児を望んでいた。実家で1週間もいたかどうか…寒さでさらに体調を崩してしまい、旦那の実家に行くことになった。一人で部屋で痛みに耐えながら授乳するのが本当に辛かった。正直母乳をやめたいと思った。

 なんとか良い方法はないもなかと調べていると、乳頭保護機というものがあることを知った。早速買ってみたが、サイズが合わず嫌がる我が子…何種類か試した。そんな時、友人が使っていたという保護機を教えてくれて、それを買ってみた。すると、嫌がらずに飲んでくれた。本当に嬉しかった。それからは、傷をつくることもなくなり、そのうちに保護機も必要なくなったのだった。

 

 その後順調にいったかというと、今度は月1回の乳腺炎と戦うことになったのだった。〜続く〜