Honami36のブログ

パニック障害2児の母。今までの経験から少しずつ体の不調についてや子育てについて書いています

パニック障害もちだけど、親知らずを全身麻酔で抜きました

 親知らず2本抜きました。


 実は痛みを繰り返しながらなんとか対処療法で抜くのを避けてきた理由それは、おう吐反射が酷いので、全身麻酔をすすめられていたからです。怖いし、不安だらけで、体力も心配でした。でも、2週間痛みが続いて、これは限界だって決めました。


 まわりに聞いて、ここならというところに紹介状を書いてもらいました。パニック障害もあるし、薬の副作用がたくさんあるし、心臓も心配。不安なこと全部吐き出したけど、先生は嫌な顔せず全部聞いてくれました。そしてこの先生を信じて、やろうって決めました。

 麻酔科の先生も穏やかで、ゆったりと話しを聞いてくれました。「パニック障害があるけど、こちらができることはありますか?」そう言われた時、この先生にお任せしようと思えたのです。

 


 〜手術まで〜

 1ヶ月ほどありました。その間に年を越し、検査等や麻酔科の説明がありました。だから、不安ループに入り込まないよう、年末年始は楽しみ、余計なことは調べず、気を紛らわすために勉強したり、掃除したりして動きました。そして、何より、なるようにしかならないと腹をくくりました。その気持ちで、手術前に体調を崩したり、発作が起こることはありませんでした。そして、しばらくは自由に食べれないと思って、大好きなお餅やお菓子をたべました()


 〜手術前日に入院〜

 考えないよう本を読んだりして過ごしました。

 

 〜手術当日〜

 かなりドキドキ。でも、決めたことだし、先生を信じてがんばろう!看護師さんたちもとても優しくて、安心しました。そして麻酔がかかり、なんだか夢をみていて目が覚めたら終わってました😊本当に眠った状態で、音も痛かった感覚も何もありませんでした。目覚めた時は体に力が入らなくて脱力感にびっくりしたけど、薬の作用で時間とともに戻ってきました。


 抜歯後は縫合しました。そのせいか痛みも強くて、腫れるし、熱は出るし、全身麻酔のチューブの影響で喉も痛い、あげくには胃も痛いし背中も痛くてほとんど眠れず。身の置き所のない辛さ翌日退院のはずが、つらくてもう1泊しました。ここで、不安が顔を出してドキドキ。気になること全部伝えて、先生から検査結果も大丈夫だし、経過は問題なさそうだからと言われて、安心。腫れはいつかひく、痛みは少しずつ落ち着くはずと、水分たくさんとって過ごしました。そして術後2日目、微熱と痛みや喉の痛みはあるものの、痛みも1日目ほどではなく、夜も眠ることができ、退院となりました。


 痛みも腫れも、日に日に良くなって、最初はスプーン1杯分入れるのも大変だったけど、口も少しずつ開くようになって…日にち薬だなって実感しました。1週間後には抜糸して、かなりすっきりしました。2週間後には痛みも触ると痛いなってくらいになりました。約1ヶ月経過し、今は抜いたところに食べ物が詰まるのが気になるくらいです。


 入院して感じたのは、やはり前にも書いた、先生やスタッフさんの対応でした。先生はこまめに見に来て下さり、本当に安心できました。麻酔科の先生も翌日来て下さり、大丈夫だったよと。スタッフの方はとても親切で話をきいてくれたり、声をかけてくれて、この病院に決めてよかったと思えました。


 コロナ禍で面会も手術当日だけだったけど、パニック障害があっても、発作もなく過ごせたのは、先生への信頼と、安心できるスタッフの方々がいる環境だと思いました。



 これはあくまで私の体験ですが、自分の体調ともよく相談して、不安は不安のままにせず解消して安心材料を増やすことで考えすぎないことが良かったのかなと思っています。