内服は中止になった。結局胃の痛みも強く、胃カメラをしたが異常なく、機能性胃炎だろうとのことだった。そして、パニック障害にも効くようにと漢方薬が開始となった。
2回目の精神科受診。結局漢方薬継続と抗不安薬継続となった。優しい先生ではあったが、抗不安薬についての使用もどのくらい飲んでいいか聞くと、1回半錠しか飲んでいなかったため「最高量を考えると1日12回まで飲める」と…その言葉に少し怖くなった。そして、治ることに対しても「焦らない」そう言われた。希望でカウンセリングも受けることにした。
食べれることが当たり前になっていた。それができなくなった時、それが当たり前ではなかったと気づいた。お粥からはじめて少しずつ食べれるようになってきた頃…外出し、両親がコンビニで買ってきてくれた巻き寿司を3人で食べた時、食べれるってこんなに幸せなんだと、そしてこうして一緒にいてくれる両親の有り難さに涙が止まらなかった。
この病気になって、食べることやお風呂に入ること寝ること、家事をしたり買い物に行ったり、子どもと出かけたり、そして仕事をしていることが当たり前なことではなかったんだと知った。
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